(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
自
平成29年1月1日
(第94期)
至
平成29年12月31日
第94期(自平成29年1月1日
至平成29年12月31日)
有価証券報告書
1 本書は金融商品取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第27条の 30の2に規定する開示用電子情報処理組織(EDINET)を使用して、平成30年3月30 日に提出したデータに目次及び頁を付して出力・印刷したものであります。 2 本書には、上記の方法により提出した有価証券報告書の添付書類は含まれてお
りませんが、監査報告書、内部統制報告書を末尾に綴じ込んでおります。
目次
第94期 有価証券報告書 頁
【表紙】 ……… 1
第一部 【企業情報】 ……… 2
第1 【企業の概況】 ……… 2
1 【主要な経営指標等の推移】 ……… 2
2 【沿革】 ……… 4
3 【事業の内容】 ……… 5
4 【関係会社の状況】 ……… 7
5 【従業員の状況】 ……… 9
第2 【事業の状況】 ……… 10
1 【業績等の概要】 ……… 10
2 【生産、受注及び販売の状況】 ……… 14
3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 ……… 15
4 【事業等のリスク】 ……… 19
5 【経営上の重要な契約等】 ……… 21
6 【研究開発活動】 ……… 22
7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ……… 25
第3 【設備の状況】 ……… 31
1 【設備投資等の概要】 ……… 31
2 【主要な設備の状況】 ……… 32
3 【設備の新設、除却等の計画】 ……… 34
第4 【提出会社の状況】 ……… 35
1 【株式等の状況】 ……… 35
2 【自己株式の取得等の状況】 ……… 40
3 【配当政策】 ……… 40
4 【株価の推移】 ……… 41
5 【役員の状況】 ……… 42
6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】 ……… 46
第5 【経理の状況】 ……… 59
1 【連結財務諸表等】 ……… 60
2 【財務諸表等】 ……… 108
第6 【提出会社の株式事務の概要】 ……… 119
第7 【提出会社の参考情報】 ……… 120
1 【提出会社の親会社等の情報】 ……… 120
2 【その他の参考情報】 ……… 120
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 ……… 121
監査報告書
平成29年12月連結会計年度
平成29年12月事業年度
内部統制報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項 【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成30年3月30日
【事業年度】 第94期(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) 【会社名】 サッポロホールディングス株式会社
【英訳名】 SAPPORO HOLDINGS LIMITED 【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 尾賀 真城 【本店の所在の場所】 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 【電話番号】 03(5423)7213(経営管理部)
【事務連絡者氏名】 取締役 経営管理部長 征矢 真一 【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 【電話番号】 03(5423)7213(経営管理部)
【事務連絡者氏名】 取締役 経営管理部長 征矢 真一 【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号) 証券会員制法人札幌証券取引所
(札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1)
-第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次 第90期 第91期 第92期 第93期 第94期
決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月
売上高 (百万円) 509,834 518,740 533,748 541,847 551,548
経常利益 (百万円) 15,130 14,565 13,211 19,202 16,410 親会社株主に帰属する当
期純利益
(百万円) 9,451 340 6,108 9,469 10,977
包括利益 (百万円) 24,339 7,283 7,579 5,211 14,183
純資産額 (百万円) 155,366 160,004 163,822 166,380 177,662
総資産額 (百万円) 616,752 625,439 620,388 626,351 630,630
1株当たり純資産額 (円) 388.77 401.17 2,027.21 2,062.86 2,227.02
1株当たり当期純利益 (円) 24.20 0.87 78.40 121.56 140.93 潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 24.6 25.0 25.5 25.7 27.5
自己資本利益率 (%) 6.7 0.2 3.9 5.9 6.6
株価収益率 (倍) 18.3 587.0 33.9 24.8 24.5 営業活動による
キャッシュ・フロー
(百万円) 32,861 22,284 35,265 32,570 30,004
投資活動による キャッシュ・フロー
(百万円) △13,268 △17,229 △9,755 △27,586 △17,822
財務活動による キャッシュ・フロー
(百万円) △19,147 △7,307 △24,802 △4,827 △10,171
現金及び現金同等物 の期末残高
(百万円) 11,518 9,748 10,399 10,475 12,536
従業員数
(名)
7,434 7,014 7,484 7,858 7,902 (外、平均臨時
従業員数)
(5,622) (5,217) (5,077) (5,242) (5,146)
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載 しておりません。
3 平成28年7月1日付で普通株式5株につき1株の割合をもって株式併合を実施しております。第92期の期首 に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しておりま す。
4 第93期より、「役員株式給付信託(BBT)」を導入しております。 当該株式給付信託が所有する当社株式につ いては、連結財務諸表において自己株式として計上しております。1株当たり純資産額を算定するために期 末発行済株式総数から、当該株式給付信託が所有する当社株式の数を控除しております。また、1株当たり 当期純利益を算定するための普通株式の期中平均株式数について、当該株式給付信託が所有する当社株式の 数を控除しております。
(2)提出会社の経営指標等
回次 第90期 第91期 第92期 第93期 第94期
決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月
営業収益 (百万円) 7,572 9,401 6,987 14,124 11,739
経常利益 (百万円) 5,762 6,969 4,369 10,807 6,083
当期純利益 (百万円) 5,749 6,411 3,970 11,455 9,006
資本金 (百万円) 53,886 53,886 53,886 53,886 53,886
発行済株式総数 (千株) 393,971 393,971 393,971 78,794 78,794
純資産額 (百万円) 141,535 145,665 147,029 156,473 161,129
総資産額 (百万円) 379,737 389,818 385,130 394,475 397,538
1株当たり純資産額 (円) 362.76 373.86 1,887.31 2,008.76 2,068.62 1株当たり配当額
(円)
7.00 7.00 7.00 37.00 40.00 (内、1株当たり
中間配当額)
(0.00) (0.00) (0.00) (0.00) (0.00)
1株当たり当期純利益 (円) 14.72 16.44 50.96 147.05 115.63 潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 37.3 37.4 38.2 39.7 40.5
自己資本利益率 (%) 4.1 4.5 2.7 7.5 5.7
株価収益率 (倍) 30.0 31.1 52.2 20.5 29.8
配当性向 (%) 47.9 42.6 68.7 25.2 34.6
従業員数
(名)
66 112 117 160 187 (外、平均臨時
従業員数)
(1) (-) (4) (7) (12)
(注)1 営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載 しておりません。
3 平成28年7月1日付で普通株式5株につき1株の割合をもって株式併合を実施しております。第92期の期首 に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しておりま す。
4 第93期より、「役員株式給付信託(BBT)」を導入しております。 当該株式給付信託が所有する当社株式につ いては、財務諸表において自己株式として計上しております。1株当たり純資産額を算定するために期末発 行済株式総数から、当該株式給付信託が所有する当社株式の数を控除しております。また、1株当たり当期 純利益を算定するための普通株式の期中平均株式数について、当該株式給付信託が所有する当社株式の数を 控除しております。
-2【沿革】
当社は、過度経済力集中排除法及び企業再建整備法の適用を受けた大日本麦酒株式会社(以下旧会社といいます) の決定整備計画に基づき設立され、資本金1億円をもって昭和24年9月1日「日本麦酒株式会社」として発足しまし た。発足時、当社は旧会社から「サッポロ」「ヱビス」の両商標を受け継ぎました。
その後、多くの工場・支店や研究所を開設しながら飲料、ワイン洋酒、焼酎、不動産、国際事業などにも事業を拡 大し、企業グループとして発展を続けてまいりました。
昭和39年1月に「サッポロビール株式会社」へ社名変更し、さらに平成15年7月には純粋持株会社「サッポロホー ルディングス株式会社」となり、持株会社制の下での新たな経営形態へ移行しました。平成23年3月には株式会社ポ ッカコーポレーションを主とした企業グループの株式を取得し、「国内酒類」「国際」「食品・飲料」「外食」「不 動産」の各事業会社を擁する企業グループとなりました。
なお、旧会社は明治39年3月、札幌・日本・大阪の3麦酒会社の合同により設立され、その3社のうち札幌麦酒株 式会社は、明治9年9月に設立された開拓使麦酒醸造所に端を発しますところから、当社は平成28年9月をもって創 業140周年を迎えました。
昭和24年9月 日本麦酒株式会社発足 本店所在地:東京都目黒区三田247番地
日本共栄株式会社(現株式会社サッポロライオン)を設立(現連結子会社) 昭和24年10月 東京証券取引所上場
昭和25年4月 札幌証券取引所上場
昭和32年1月 国際飲料株式会社(サッポロ飲料株式会社)を設立 昭和39年1月 「サッポロビール株式会社」と社名変更
本店を「東京都中央区銀座七丁目1番地」に移転
昭和49年12月 丸勝葡萄酒株式会社(サッポロワイン株式会社)の全株式を取得 昭和53年11月 本店を「東京都中央区銀座七丁目10番1号」に移転
昭和59年7月 米国(ニューヨーク)にSAPPORO U.S.A.,INC.を設立(現連結子会社) 昭和63年6月
平成5年4月
星和不動産管理株式会社(現サッポロ不動産開発株式会社)を設立(現連結子会社) サッポロファクトリー開業
平成6年9月 本店を「東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号」に移転 平成6年10月 恵比寿ガーデンプレイス開業
平成15年7月 純粋持株会社へ移行し「サッポロホールディングス株式会社」と社名変更 新たにサッポロビール株式会社を設立(現連結子会社)
平成18年4月 焼酎事業を営業譲り受けによって取得
平成18年10月 カナダ(ゲルフ)のSLEEMAN BREWERIES LTD.の株式を取得し子会社化(現連結子会社)
平成18年12月 国 際 事 業 を 統 括 す る 事 業 会 社 と し て サ ッ ポ ロ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル 株 式 会 社 を 設 立 ( 現 連 結 子 会 社)
平成22年3月 ベトナム(ロンアン)のSAPPORO VIETNAM LTD.の株式を取得し子会社化(現連結子会社) 平成23年3月 株式会社ポッカコーポレーションの株式を取得し子会社化
平成24年3月 食 品・飲 料事 業 の 統 合会 社とし て ポッ カ サッ ポ ロフ ー ド &ビバ レ ッジ 株 式会社 を 設 立( 現 連結 子 会社)
平成25年1月 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社がサッポロ飲料株式会社及び株式会社ポッカコーポ レーションを消滅会社とする吸収合併を実施
3【事業の内容】
当社グループは、当社及び子会社71社、関連会社9社によって構成され、その主な事業内容と、主要会社の当該事 業における位置づけは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
なお 、当 社は 、有 価証券 の 取 引等の規 制に 関す る内 閣 府令 第49条 第2 項に 規定 す る特 定上 場会 社等 に該 当し てお り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること となります。
(1)国内酒類事業
サッ ポロ ビー ル㈱ (連 結子 会 社) はビ ール ・発 泡酒 、 国産 ワイ ン、 その 他の 酒類 の 製 造・販 売を 行って おり ま す。㈱恵比寿ワインマート(連結子会社)は、ワイン・洋酒等の店舗販売及び通信販売をしております。
(2)国際事業
サッポロインターナショナル㈱(連結子会社)は、国際事業を管理・統括する会社であります。北米市場におい ては、アメリカ国内でのビールの販売会社であるSAPPORO U.S.A.,INC.(連結子会社)、カナダでビールの製造・ 販売を行うSLEEMAN BREWERIES LTD.(連結子会社)を中心に展開しており、SLEEMAN BREWERIES LTD.はサッポロブ ランドのビールも製造し、SAPPORO U.S.A.,INC.へ納入しております。また、海外酒類の中間持株会社として設立 したSAPPORO NORTH AMERICA, INC.(連結子会社)を通じ、ANCHOR BREWING COMPANY, LLC(連結子会社)を取得 し、ANCHOR BREWING COMPANY, LLCは、アメリカ国内でビールの製造・販売を行っております。アジア市場におい ては、ベトナムでSAPPORO VIETNAM LTD.(連結子会社)がビールの製造・販売を行っております。
(3)食品・飲料事業
ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱(連結子会社)は飲料水・食品の製造・販売を行っております。㈱ポッカ ク リ エ イ ト ( 連 結 子 会 社 )は 、 カ フ ェ の 経 営 を 行 っ て お り ま す 。 ま た 、 海 外 に お い て は 、 シ ン ガ ポ ー ル でPO K K A C OR P OR A T IO N ( S IN G A PO R E) PT E . L TD . ( 連 結 子 会 社 ) が 飲 料 水 ・ 食 品 の 製 造 ・ 販 売 を 、 マ レ ー シ ア で P O KK A A C E (MALAYSIA) SDN. BHD.(連結子会社)及びPOKKA(MALAYSIA) SDN. BHD.(連結子会社)、インドネシアでPT.POKKA DIMA INTERNATIONAL(連結子会社)が飲料水の製造・販売を行っております。
(4)外食事業
㈱サッポロライオン(連結子会社)は、ライオンチェーンのビヤホール、レストランをはじめ各種業態の飲食店 を経営しており、サッポロビール㈱及びポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱が販売する各種製品等を顧客に提供 しております。また、海外においては、シンガポールでSAPPORO LION (SINGAPORE) PTE. LTD.(連結子会社)が飲 食店の経営を行っております。
(5)不動産事業
サッポロ不動産開発㈱(連結子会社)は、オフィス、住宅、商業、飲食、文化施設等の複合施設「恵比寿ガーデ ンプレイス」(東京都渋谷区、目黒区)及び商業、アミューズメント等の複合施設「サッポロファクトリー」(札 幌市中央区)の管理・運営を行うとともに、当社グループの不動産事業を統括しております。㈱東京エネルギーサ ービス(連結子会社)は、「恵比寿ガーデンプレイス」にエネルギーを供給しております。
(6)その他事業
神州一味噌㈱(連結子会社)は、食品の製造・販売を行っております。
以上の当社グループの状況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
-事業の系統図
(注)1 当社が直接所有している、または、資本金1億円以上の会社のみを記載しております。
2 上記のほか、「サッポログループマネジメント㈱」(連結子会社)は、グループ本社機能を担うとともに 関係会社への間接業務サービスを提供する機能分担会社です。また、「サッポログループ物流㈱」(連結 子会社)は、グループの物流機能を担う機能分担会社です。
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金又 は出資金 (百万円)
主要な事業 の内容
議決権の 所有割合 (%)
関係内容 役員の兼任等
資金 援助
営業上の取引
設備の 賃貸
その他 当社
役員 (人)
当社 従業員 (人)
(連結子会社)
サッポロビール㈱ 東京都渋谷区 10,000 国内酒類 100.0 0 1 あり
グループ経営分 担金他の負担
― ― サッポロ
インターナショナル㈱
東京都渋谷区 17,503 国際 100.0 0 6 あり
グループ経営分 担金他の負担
― ― ポッカサッポロ
フード&ビバレッジ㈱
名古屋市中区 5,431 食品・飲料 100.0 0 1 あり
グループ経営分 担金他の負担
― ―
㈱サッポロライオン 東京都渋谷区 4,878 外食 100.0 0 2 なし
グループ経営分 担金他の負担
― ―
サッポロ不動産開発㈱ 東京都渋谷区 2,080 不動産 100.0 0 5 あり
グループ経営分 担金他の負担
― ― サッポロ
グループマネジメント㈱
東京都渋谷区 25 その他 100.0 1 4 あり 間接業務の受託
建物の 賃貸
―
㈱恵比寿ワインマート 東京都渋谷区 100 国内酒類
100.0 (100.0)
0 0 なし ― ― ―
沖縄ポッカ食品㈱ 沖縄県国頭郡 128 食品・飲料
100.0 (100.0)
0 1 あり ― ― ―
㈱ポッカクリエイト 東京都千代田区 300 食品・飲料
100.0 (100.0)
0 0 あり ― ― ―
フォーモスト ブルーシール㈱
沖縄県浦添市 151 食品・飲料
99.8 (99.8)
0 1 なし ― ― ―
㈱東京エネルギー サービス
東京都渋谷区 490 不動産
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
神州一味噌㈱ 東京都東久留米市 72 その他 51.0 1 1 あり ― ― ―
SAPPORO U.S.A., INC.
アメリカ ニューヨーク州 ニューヨーク市
7,200 千米ドル
国際
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
SAPPORO NORTH AMERICA, INC.
アメリカ ニューヨーク州 ニューヨーク市
0 千米ドル
国際 100.0 0 2 なし ― ― ―
ANCHOR BREWING COMPANY, LLC
アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ 市
105,676 千米ドル
国際
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
SAPPORO CANADA INC.
カナダ オンタリオ州 トロント市
299,000 千加ドル
国際
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
SLEEMAN BREWERIES LTD. カナダ オンタリオ州 ゲルフ市
50,634 千加ドル
国際
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
SAPPORO ASIA PRIVATE LTD.
シンガポール
97,444 千米ドル
国際
100.0 (100.0)
0 3 なし ― ― ―
SAPPORO VIETNAM LTD.
ベトナム ロンアン省
1,912,795 百万ベト ナムドン
国際
100.0 (100.0)
0 4 なし ― ― ―
POKKA CORPORATION (SINGAPORE) PTE. LTD.
シンガポール
26 百万シン ガポール ドル
食品・飲料
100.0 (100.0)
0 1 なし ― ― ―
POKKA INTERNATIONAL PTE. LTD.
シンガポール
4 百万シン ガポール ドル
食品・飲料
100.0 (100.0)
0 2 なし ― ― ―
-
名称 住所
資本金又 は出資金 (百万円)
主要な事業 の内容
議決権の 所有割合 (%)
関係内容 役員の兼任等
資金 援助
営業上の取引
設備の 賃貸
その他 当社
役員 (人)
当社 従業員 (人)
(連結子会社)
POKKA ACE (MALAYSIA) SDN. BHD.
マレーシア スランゴール州
27 百万マレ ーシアリ ンギット
食品・飲料
50.0 (50.0)
0 1 なし ― ― ―
POKKA (MALAYSIA) SDN. BHD.
マレーシア ジョホール州
60 百万マレ ーシアリ ンギット
食品・飲料
100.0 (100.0)
0 0 なし ― ― ―
PT.POKKA DIMA INTERNATIONAL
インドネシア 西ジャワ州
200,000 百万イン ドネシア ルピア
食品・飲料
50.0 (50.0)
0 1 なし ― ― ―
SAPPORO LION
(SINGAPORE) PTE. LTD.
シンガポール
4 百万シン ガポール ドル
外食
100.0 (100.0)
0 1 なし ― ― ―
その他32社 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
名称 住所
資本金又 は出資金 (百万円)
主要な事業 の内容
議決権の 所有割合 (%)
関係内容 役員の兼任等
資金 援助
営業上の取引
設備の 賃貸
その他 当社
役員 (人)
当社 従業員 (人)
(持分法適用関連会社)
京葉ユーティリティ㈱ 千葉県船橋市 600 国内酒類
20.0 (20.0)
0 0 なし ― ― ―
㈱ザ・クラブ・アット ・エビスガーデン
東京都目黒区 200 不動産
30.0 (30.0)
0 2 なし ― ― ―
(注)1 当社が直接所有している、または、資本金1億円以上の会社のみを記載しております。 2 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。 3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合であり、内数となっております。 4 当期に「宮坂醸造㈱」は、商号を「神州一味噌㈱」に変更しております。
5 当期に「SAPPORO NORTH AMERICA, INC.」は、会社設立により連結子会社となりました。 6 当期に「ANCHOR BREWING COMPANY, LLC」は、持分取得により連結子会社となりました。
7 特定子会社はサッポロビール㈱、サッポロインターナショナル㈱、ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱、 サッポロ不動産開発㈱、サッポログループマネジメント㈱、SAPPORO CANADA INC.であります。
8 サッポロビール㈱及びポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売 上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 サッポロビール㈱
ポッカサッポロ フード&ビバレッジ㈱
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成29年12月31日現在
セグメントの名称 従業員数(名)
国内酒類事業 2,039 (1,130)
国際事業 1,460 (653)
食品・飲料事業 2,758 (1,114)
外食事業 841 (2,038)
不動産事業 90 (64)
報告セグメント計 7,188 (4,999)
その他 379 (123)
全社(共通) 335 (24)
合計 7,902 (5,146)
(注)1 従業員数は就業人員であります。
2 ( )内は、年間平均臨時従業員数を外数で表示しております。
(2)提出会社の状況
平成29年12月31日現在
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
187(12) 46.7 20.6 8,584 (注)1 従業員数は就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 ( )内は、年間平均臨時従業員数を外数で表示しております。
4 当社のセグメントは「全社(共通)」のみのため、セグメント別情報の記載を省略しております。
(3)労働組合の状況
当社グループには、サッポロビール労働組合等が組織されております。 なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
-第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に 帰属する当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 平成29年12月期 551,548 17,032 16,410 10,977
平成28年12月期 541,847 20,267 19,202 9,469
増減率(%) 1.8 △16.0 △14.5 15.9 当期の日本経済は、輸出の回復や雇用所得環境の改善により、緩やかな回復基調となりました。一方で、地政学 リスクの高まりや天候不順が、投資や消費への抑制に働き、依然として先行きの読めない経済環境となりました。
当社グループ各社が事業を展開しているそれぞれの業界については、以下のとおりです。
国内酒類業界では、改正酒税法による店頭価格の上昇や夏場の天候不順、消費者の節約志向による居酒屋業態の 不振などが需要を押し下げる要因となりました。海外では、北米のビール市場は前期を下回ったものと推定されま す が、 アジ アの ビー ル 市 場は引 き続 き成 長し てい ます 。 国 内飲料 業界 は、 前期 並 み に推 移し たも のと考 え られ ま す。不動産業界では、首都圏オフィス賃貸市場において空室率が改善するとともに賃料水準も緩やかに上昇してい ます。
このような状況の下、当社グループでは、「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」及び「第一次中 期経営計画2020」に基づく成長戦略を加速させ、「世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがやくブランドカン パニー」になることを目指し、平成29年度の財務目標達成に向かい歩んできました。
国内酒類事業では、「ビール復権宣言」を掲げ、基軸ブランドの強化に注力しました。特にビールの主力ブラン ド「サッポロ生ビール黒ラベル」では一貫したマーケティング戦略が功を奏し、ビールの総需要が減少する中で3 年連続の売上アップを達成しました。ビール類以外の伸長分野では、ワインやスピリッツ類において高付加価値の 商品に注力し、多層化を推進しました。
国際 事業 では 、北 米 の プレ ミ アム ビー ル市 場に おい て 、カ ナダ の「 スリ ーマ ン 社 」及びア メリ カの 「 サ ッポ ロ USA社」が積極的な販売活動を実施しました。また、9月には「アンカー ブリューイング カンパニー社」を取得 し、北米における成長を加速させるための一手を打ちました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピ ュア フーズ社」が売上を伸長させましたが、「シルバー スプリングス シトラス社」は米国飲料市場の嗜好の変 化による影響などを受けました。ベトナムにおいては、販促方法を見直し、収益改善に向けた取り組みを進めまし た。
食品・飲料事業では、国内において、経営課題とする営業力強化とコスト削減に取り組み、強みである素材にこ だわった飲料や、レモン関連商品、スープを中心とした主力ブランドへの投資を集中しました。
外食事業では、国内において、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を中心に出店や改装を行う一方、収 益 力改 善に 向け て不 採算 店 舗の 閉鎖 ・業 態転 換を 進 め まし た。シ ンガ ポー ルに おい ては 、引 き 続き 「 銀座ライ オ ン」ブランドを世界に発信すべく取り組みを進めています。
不動産事業では、保有する賃貸不動産物件が高稼働率で推移しました。中核施設の「恵比寿ガーデンプレイス」 において、街の魅力向上のために飲食エリアなどのバリューアップを推進しました。「発信と交流の拠点」をコン セプトにした複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」も業績向上に寄与しました。
以上の結果、当期における当社グループの連結業績は、以下のとおりです。
売上高
国内酒類事業では、ブランド強化を図っているビールや多層化が好調に推移しましたが、発泡酒や新ジャンルの 売上数量が前期を下回ったことから、減収となりました。一方で、国際事業では、サッポロブランドのビール売上 数量が前期を上回ったことや、「カントリー ピュア フーズ社」の果汁シャーベット事業などが寄与した結果、増 収となりました。食品・飲料事業では、国内のレモン飲料やスープ食品などの売上数量が前期を上回りましたが、 シンガポールや同国からの輸出による売上数量が減少したことなどから、前期並みの売上高となりました。外食事 業では、国内の既存店が堅調に推移したことや、前期6月に新規連結となった「マルシンカワムラ社」「銀鱗水産 社」が通年寄与したことなどから増収となりました。不動産事業では、前期9月に開業した「GINZA PLACE(銀座 プレイス)」の通年寄与などにより増収となりました。
以上の結果、連結売上高は5,515億円(前期比97億円、2%増)となりました。 営業利益
社」の取得費用などが影響し、減益となりました。食品・飲料事業では、シンガポールでの売上減少などにより、 減益となりました。外食事業では、売上高は堅調に推移しましたが、食材の高騰や人件費の上昇により、減益とな りました。不動産事業では、主力物件の賃料収入増加や、「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の寄与により、増益 となりました。
以上の結果、連結営業利益は170億円(前期比32億円、16%減)となりました。 経常利益
連結営業利益の減少により、連結経常利益は164億円(前期比27億円、15%減)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益
投資有価証券売却益48億円や、固定資産売却益19億円を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益 は109億円(前期比15億円、16%増)となりました。
以下、事業セグメント別の概況は記載のとおりです。
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
平成28年 12月期
平成29年 12月期
増減率(%)
平成28年 12月期
平成29年 12月期
増減率(%)
国内酒類事業 279,476 278,692 △0.3 11,745 11,767 0.2
国際事業 65,400 69,837 6.8 906 △1,214 ―
食品・飲料事業 137,918 137,898 △0.0 1,314 564 △57.1
外食事業 28,120 29,140 3.6 663 330 △50.2
不動産事業 22,900 24,134 5.4 10,328 11,261 9.0
[国内酒類事業]
国内におけるビール類総需要は、6月の改正酒税法の影響に加えて夏場の天候不順により、RTD(※1)への流 出や業務用市場の落ち込みがみられ、前期比98%弱になったと推定されます。
このような中で、国内酒類事業は、経営ビジョン「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、当社グルー プならではの価値の提供を積み重ねるとともに、「ビール復権宣言」を事業方針に掲げ、ビールに積極的な投資を することで、さらなる成長を目指しました。
ビー ルで は、 好調 な 売上 を維 持し 続け てい る「 サッ ポロ 生 ビー ル黒 ラベ ル」 の 缶 製品が 牽 引し まし た。また 、 「ヱビス」ブランドも、3月発売の「ヱビス 華みやび」が好評をいただき、ビール合計の売上数量は前期比102% となり、3年連続で前期を上回りました。一方で、発泡酒「極ZERO(ゴクゼロ)」や、新ジャンル「麦とホップ」 ブランドの売上が前期を下回りました。ビール類合計の売上数量は前期比98.1%となりましたが、総需要を上回り ました。
R T D で は 、 高 付 加 価 値 の コ ラ ボ 新 商 品 で あ る 「 愛の ス コ ー ル ホ ワ イ ト サ ワ ー 」 は 販 売 エ リ ア を 全 国 に 拡 大 し 、 「男梅サワー」「キレートレモンサワー」などの主軸商品も順調に推移し、売上高は前期を大幅に上回りました。 ワインでは、輸入ワインの「ペンフォールズ」、シャンパーニュ「テタンジェ」や、日本ワイン「グランポレー ル」などのファインワイン(※2)の販売強化を図り、売上高は前期を上回りました。
洋酒では、「デュワーズ」等の主力ブランドが好調に推移したことで、売上高は前期を上回りました。
和酒では、甲乙混和芋焼酎売上No.1(※3)の「こくいも」が引き続き好調に推移し、売上高は前期を上回り ました。
以上の結果、国内酒類事業の売上高は2,786億円(前期比7億円、0%減)となり、営業利益は117億円(前期比 0億円、0%増)となりました。
※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料 ※2 ファインワイン:中高級価格(1本1,500円以上)ワイン
※3 インテージSRI甲乙混和芋焼酎市場2016年1月~2017年12月累計販売金額全国SM/CVS/酒DSの合計
[国際事業]
北米におけるビール市場の総需要は、アメリカ、カナダともに前期を下回ったと推定されます。アジア経済は、 依然底堅いものの成長率が鈍化し、各国・地域ごとの景気動向にばらつきが見られました。
このような中で、国際事業は、北米及び東南アジアにおけるプレミアムビール市場を中心にブランド力の強化に 取り組み、アメリカでは果汁飲料の販路拡大を行いました。
北米では、カナダにおいて、「スリーマン社」が主力のプレミアムブランドへのマーケティング投資を継続した 結 果、 シェ アア ップ を 果たし ま した が、 ビー ル市 場 の停 滞に より 「ス リー マン 社」 のビ ール 売 上数 量 (「サッ ポ
-ロ」ブランドを除く)は前期比99%となりました。アメリカのビール市場では、「サッポロUSA社」がアメリカ一 般市場やアジア系市場への展開を進めた結果、同社の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比106%とな りました。また、9月から「アンカー ブリューイング カンパニー社」を連結子会社化し、北米プレミアムビール ブランドの強化を図りました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピュア フーズ社」の業務用飲料や 果 汁シ ャー ベッ トが 好調 に 推 移した もの の、 同国 にお ける オ レン ジジ ュー スの 消費 量 逓減 を背景 に 、 「シ ルバ ー スプリングス シトラス社」の売上数量が大幅に減少した結果、両社合計の売上高は前期を下回りました。
東南 アジ アで は、 ベト ナム に おい て、 1月 から の 酒税増 税 に加 え、 販促 方法 の 変更 に より取扱 店 が減少 した 結 果、ビール売上数量は前期を下回りました。シンガポールでは、家庭用及び業務用市場への販路拡大に取り組み、 ビール売上数量は前期を上回りました。
その他のエリアでは、韓国において、家庭用及び業務用市場で好調な「Sapporo Premium Beer」に加え、「ヱビ スビール」の販売を開始した結果、ビール売上数量が前期を大幅に上回りました。オセアニアでは、現地でのライ センス生産を核として同市場での販売強化に取り組んでおり、ビール売上数量は前期を上回りました。
これらの取り組みを通じて、国際事業全体の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比115%となりまし た。
以上の結果、国際事業の売上高は698億円(前期比44億円、7%増)となり、営業損失は12億円(前期は9億円 の利益)となりました。
[食品・飲料事業]
国内飲料の総需要は、前期比100%と推定されます。
このような中で、食品・飲料事業は、国内飲料においては「キレートレモン」・「素材系」・「食感系」・「が ぶ飲み」ブランド、国内食品においてはレモン及びスープのラインナップ強化を図り、当社グループ独自の価値提 案を行いました。
国内飲料では、レモンの研究成果を活用した機能性表示食品「レモンの元気」や国産六条大麦を100%使用した 「 にっ ぽん 麦茶 」な ど 、強 み を いか した新商 品を 発売 しま し た。 また 、「 がぶ 飲 み」 ブ ラン ドで は、 「が ぶ飲み レモンクリームソーダ」などのユニークなフレーバーで話題を喚起しました。売上が好調な「加賀棒ほうじ茶」を 中心とした国産素材無糖茶シリーズでは、フード・アクション・ニッポンのロゴマークの認知度向上に寄与したと して「フード・アクション・ニッポンMIP(Most Impressive Partner)賞」を受賞しました。
国内食品では、冷製缶スープやカップ入りスープを中心にスープ類が好調に推移しました。また、秋冬向けに、 レンジで簡単に調理できるレトルトタイプのスープ「じっくりコトコト ご褒美Dining(ダイニング)」シリーズ を 刷 新 し 、 新 た に T V CMを 展 開 す る な ど ス ー プ の 需 要 喚 起 を 行 っ た 結 果 、 ス ー プ 食 品 計 で 前 期 比 1 0 5% と な り ま し た。レモン食品においては、基幹商品である「ポッカレモン100」の売上が堅調に推移し、売上高は前期比108%と なりました。また、広島県や同県の大崎上島町に続き、呉産レモンの振興及び地域の活性化を目的に、呉市とパー トナーシップ協定を締結しました。豆乳ヨーグルトにおいては、当期で発売20周年を迎える特定保健用食品「ソヤ ファーム豆乳で作ったヨーグルト」シリーズを10年ぶりに刷新し、ブランド強化を図りました。
国内外食では、カフェチェーン「カフェ・ド・クリエ」を展開する「ポッカクリエイト社」が、季節やトレンド に合わせた新メニューの発売等を行った結果、既存店における売上高は堅調に推移し、前期を上回りました。
海外飲料では、緑茶で約70%のシェアを占め、お茶カテゴリーでNo.1のシェア(※)を有するシンガポールで のポジションは維持しつつも、一部の国における新たな税制の導入による影響もあり、シンガポールからの輸出に ついてはやや低調に推移しました。また、インドネシアの「ポッカ ディーマ インターナショナル社」において、 現 地 の 飲 料 水 生 産 設 備 が 4 月 よ り 本 格 稼 動 し 、 主 力 と な る P E T ボ ト ル 商 品 「 4 5 0 m l ジ ャ ス ミ ン グ リ ー ン テ ィ 」 「350mlレモンブラックティ」等の生産出荷を開始しました。
以上の結果、食品・飲料事業の売上高は1,378億円(前期比0億円、0%減)となり、営業利益は5億円(前期 比7億円、57%減)となりました。
※Nielsen Singapore MarketTrack May 2017(Copyright c 2017, The Nielsen Company)
[外食事業]
国内外食市場は、業界全体として売上高では回復基調が続いているものの、人手不足に伴う採用コストや食材の 仕入価格は上昇基調にあり、依然として厳しい経営環境にありました。
このような中で、外食事業は、企業理念である「JOY OF LIVING~生きている喜び~」のもと、安全・安心な商 品の提供を心がけ「お客様へ100%満足の提供」を目指す店舗づくりを進めました。
シンガポールにおいては、市内中心部にある「とん吉」業態3店舗の店舗改装を実施しました。また、ケーキの 販売店「RIVE GAUCHE(リヴ・ゴーシュ)」をシティリンク内に新規出店しました。一方で3店舗を閉鎖したこと により、当期末のシンガポール店舗数は13店舗となりました。
以 上 の 結 果 、 外 食 事 業 の 売 上 高 は 29 1 億 円 ( 前 期 比 1 0億 円 、 4 % 増 ) と な り 、 営 業 利 益 は 3 億円 ( 前 期 比 3 億 円、50%減)となりました。
[不動産事業]
不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、平成30年以降の大型供給による影響で空室率の低下に一服感 が見え始めてきてはいるものの、好調な企業業績を背景に引き続きオフィス需要が堅調なことから、依然として空 室率は低い水準で推移しており、賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続しています。
このような中で、不動産賃貸では、「恵比寿ガーデンプレイスタワー」をはじめ、首都圏を中心に保有する各物 件で高稼働率を維持しています。また、既存テナントの賃料水準引き上げについても積極的に取り組んでいます。 複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」では、施設の新たな付加価値創出やブランド価値向上を図るため、渋 谷区民も利用可能な「コンソーシアム型」(複数企業向け)の事業所内保育所を4月に開所するとともに、展望レ ス ト ラ ン 街 を 『 G r a n d & C a s u a l ~ 本 物 を 気 軽 に 愉 し む 贅 沢 』 の コ ン セ プ ト の も と 全 面 リ ニ ュ ー ア ル し 、 3 9 階 は 「Think the world」をテーマに世界の厳選された料理の数々を愉しめるフロアに、また38階は「和」をテーマに したフロアとし、8月にグランドオープンしました。
平成28年9月に開業した複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は、通年稼働により収益に貢献しまし た。施設コンセプトである「発信と交流の拠点」として更に情報発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでい くとともに、街の賑わい創出や集客向上に貢献していきます。
また、札幌市が都心まちづくりの重点地区と位置付けて進めている「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、 複合商業施設「サッポロファクトリー」の改装を着実に推進しています。隣地駐車場跡地の再開発については、地 上3階建て、延べ面積約6,900㎡の新たな商業施設が5月に竣工し、住宅関連企業のショールームとして7月に開 業しました。今後も生活者の利便性向上を図り、魅力ある都市空間づくりに努めていきます。
一方 、長 期的 な視 点か ら引 き続 き物 件ポ ート フォ リオ の見 直し を行 って おり 、10月 には 、「 星和 高麗 橋ビ ル」 (大阪)を売却しました。
以 上の 結果 、不動 産事 業の 売上高 は241億 円(前 期比 12億円 、 5%増)、 営業 利益 は112億円( 前期比 9億 円、 9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ20億円(20%増)増加 し、当連結会計年度末には125億円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、300億円(前期比25億円、8%減)となりました。これは主に、減価償却費235 億円、税金等調整前当期純利益178億円等による増加要因と、法人税等の支払額55億円等の減少要因によるもので す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、178億円(前期比97億円、35%減)となりました。これは主に、有形固定資産 の取得による支出130億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出116億円等があったことによるも のです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、101億円(前期比53億円、111%増)となりました。これは主に、長期借入れに よる収入125億円、社債の発行による収入99億円等があった一方、長期借入金の返済による支出126億円、社債の償 還による支出100億円等があったことによるものです。
-2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績を示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 生産高(kl)
前期比(%)
国内酒類事業(ビール・発泡酒・新ジャンル等) 680,661 1.2%
国内酒類事業(ワイン・焼酎等) 50,115 3.0%
国際事業(ビール等) 205,146 4.2%
国際事業(飲料水等) 418,167 △3.0%
食品・飲料事業(飲料水等) 371,317 2.2%
(2)受注実績
当社グループでは、ほとんど受注生産を行っておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(百万円)
前期比(%)
国内酒類事業 278,692 △0.3
国際事業 69,837 6.8
食品・飲料事業 137,898 0.0
外食事業 29,140 3.6
不動産事業 24,134 5.4
報告セグメント計 539,702 1.1
その他 11,845 47.5
合計 551,548 1.8
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先
前連結会計年度 当連結会計年度
販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%)
3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
サッポログループは、「潤いを創造し豊かさに貢献する」を経営理念に掲げ、「ステークホルダーの信頼を高める誠実 な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上を目指す」ことを経営の基本方針として、企業活動を実践しています。
当社は経営理念に基づく企業活動を通じて、あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを深め、情報発信力を 強化することで、当社の存在感を高めながら、満足度向上を目指していきます。
(2)中長期的な経営戦略ならびに目標とする経営指標
当社は平成28年(2016年)11月、グループ創業150周年となる2026年までの10年間に、当社が進むべき方向性と、2017 年 か ら2020年 までの 4年間 で取り 組む基本 戦略をま とめた 「サッポ ログル ープ長期 経営ビジ ョン 『SPEED150』」 お よび 「第一次中期経営計画2020」を策定しました。
平成30年(2018年)は、「第一次中期経営計画2020」の2年目に当たります。
サッポログループ長期経営ビジョン「SPEED150」
経 営理 念お よび経営 の基 本方 針は 踏 襲し なが ら、 スピー ドを 持っ て経営 改革 と事 業成長 に取 り組 むこと で実 現さ せる 「2026グループビジョン」と「行動指針」を定めました。
グループの成長の源泉は、創業以来140年の歴史の中で培われた「ブランド資産」であると改めて認識した上で、グル ープのコア事業を『酒』『食』『飲』の3分野と位置づけ、不動産事業とともにグループ保有のブランドを育成・強化し ていきます。国内にあまたある食品企業の中でも、『酒』『食』『飲』の3分野を展開するユニークな強みを活かし、特 長ある商品・サービスをグローバルに展開し、お客様との接点拡大を図ることで、力強い成長を目指します。
○2026グループビジョン サッポログループは
世界に広がる『酒』『食』『飲』で
個性かがやくブランドカンパニーを目指します ○行動指針
1.イノベーションと品質の追求による新たな価値の創造で、世界のお客様のより豊かな生活に貢献します 2.お客様同士のコミュニケーション活性化に役立つ商品・サービスの提供とブランド育成に努めます 3.環境変化に対応し、効率的な経営の実践に努めます
第一次中期経営計画 2020 1.基本方針
「異次元スピードの変革」をテーマに、成長ステージへの早期移行を目指します。 1)事業活動
各事業の競争領域を見定め、「継続成長」「成果創出」を実現して、キャッシュ創出力を高めます。 ①既存事業の継続的成長 既存5事業での競争領域を見定めた確実な成長
②投資事業の成果創出 ベトナム事業、北米飲料事業、食品・飲料事業での収益性向上
③成長機会の獲得 『食』分野の拡大とグローバル展開に経営資源を投入し成長機会を獲得 2)グループ経営
「経営資源の戦略的シフト」「セグメント経営の事業構造変革と推進」による基盤強化を主導します。 ①成長実態に適したグループ体制と本社機能の最適化の実行
②基盤機能の強化
-R&D 『食』分野の成長に向けたリソース(人財、研究開発費)の増強 -人事・人財 成長領域への人財シフトと健康増進への取り組み
-財務 資産効率の向上とモニタリング強化による財務基盤強化
-2.経営目標 1)2020年定量目標
売上高 :2010年以降連続している「売上高成長」を継続
営業利益:第一次中期経営計画期間中にグループ史上最高益を更新 2016年11月に発表した、2020年定量目標(日本基準)は以下の通りです。
2020年目標
売上高 営業利益(※1)
全社合計 6,400億円 340億円 ※1 営業利益はのれん償却前
その 後、2018年2月に、当社は、2018年12月期決算から従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意 適用することとしました。これに伴い、IFRSを任意適用した 際の2020年目標の数値は以下の通りとなります。なお、 IFRSの任意適用に伴う会計処理の変更の影響が少ない指標として、「EBITDA」を記載しております。
2020年目標(IFRS)
売上収益 EBITDA(※2)
全社合計 6,250億円 580億円
※2 IFRS適用後EBITDA=事業利益(売上収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除)+減価償却費
<参考>日本基準EBITDA 590億円(日本基準EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費)
2)財務指標
成長ステージでの環境変化や投資機会に即応できる財務基盤構築に向け、以下の指標を設定します。 <2017年~2020年の4年間で実現させる財務指標>
営業活動による キャッシュ・フロー
1,800億円
「基盤機能強化」および「既存事業の継続的成長」と「投資事業の成 果創出」によりキャッシュ・フローを創出する。
投資活動による キャッシュ・フロー
1,300億円 『酒』『食』『飲』分野へ積極的にキャッシュ配分する。
有利子負債 D/Eレシオ1倍程度を目安とする。
配当性向 配当性向30%を目安とする。
(3)経営環境
各事業の経営環境は、「7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(4)事業戦略と見通し」に記 載しております。
依然として不透明な経営環境が続く中、「SPEED150」および「第一次中期経営計画2020」に基づき、環境変化への対応 力を一層高める取り組みを進めてまいります。
(4)会社の対処すべき課題
各 事 業 に お け る 対 処 す べ き 課 題 へ の 取 り 組 み は 、 「 7 . 財 政 状 態 、 経 営 成 績 及 び キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー の 状 況 の 分 析 (2)当連結会計年度の経営成績の分析および(4)事業戦略と見通し」に記載しております。
(5)当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は株式会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下「会社の支配に関する基本 方針」)を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
Ⅰ 会社の支配に関する基本方針
模な買付行為(以下「大規模買付行為」といい、かかる買付行為を行う者を以下「大規模買付者」といいます。)に対し て当社取締役会が適切と考える措置を取ることも、当社株主の共同の利益を守るために必要であると考えます。
Ⅱ 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社の支配に関する基本方針の実現に資する特別な取り組 み
平成28年11月に策定、発表しました「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」では、グループ成長の源泉を、 創 業 以 来 1 4 0 年 の 歴 史 の 中 で 培 わ れ た 「 ブ ラ ン ド 資 産 」 で あ る と 改 め て 認 識 し た 上 で 、 グ ル ー プ の コ ア 事 業 を 『 酒 』 『食』『飲』の3分野と位置づけ、既存事業の成長に加え、「『食』領域の拡大」と「グローバル展開の推進」を戦略テ ーマに掲げながら、不動産とともにグループ保有のブランドの育成・強化を図っております。
また当社は、純粋持株会社体制に移行する以前の平成11年3月から執行役員制を導入し、平成14年3月から取締役任期 を1年に短縮するなど、積極的にガバナンス体制の強化に取り組んでまいりました。平成15年7月に純粋持株会社体制に 移行して以後、段階的に独立社外取締役の増員を図っており、平成21年より3名の独立社外取締役を選任しております。 今後も、当社では、「基本方針」に基づき、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現に向け、ガバナンスの強化充 実に取り組んでいく所存です。
Ⅲ 会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防 止するための取り組み
当社は、Ⅰで述べた会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支 配されることを防止するため、大規模買付行為が行われる場合、大規模買付者には一定の合理的なルール(以下「大規模 買付ルール」といいます。)にしたがっていただくこととし、これを遵守した場合及び遵守しなかった場合につき一定の 対応方針を定め、これらを取りまとめて当社株券等の大規模買付行為への対応方針(以下「本対応方針」といいます。) として定めています。
当社の定める大規模買付ルールは、当社株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や、 当社取締役会の意見を提供し、更には当社株主の皆様が代替案の提示を受ける機会の提供を保証することを目的として、 大規 模買 付者 に対 して 、大 規模 買付行 為 に関す る必 要かつ 十分 な情 報を 当社取 締役 会に 事 前に 提供 するこ とを 求め てお り、大規模買付行為は、その後に設定される当社取締役会のための一定の評価期間が経過した後にのみ開始されるものと しています。大規模買付者がかかる大規模買付ルールを遵守した場合、当社取締役会は、当該大規模買付行為が明らかに 当社株主の共同の利益を著しく損なうと判断される場合を除き、大規模買付行為に対する対抗措置は取りません。他方、 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しなかった場合には、当社取締役会は、当社株主の共同の利益を守ることを目的 として、会社法その他の法律及び当社定款が認める対抗措置をとり、大規模買付行為に対抗することがあります。
本対応方針の詳細につきましては、当社ホームページ
(アドレスhttp://www.sapporoholdings.jp/news_release/0000020342/pdf/20170213Notice4.pdf)に掲載しています。 本対応方針は、平成29年3月30日に開催された当社第93回定時株主総会において株主の皆様の承認を得た上で発効して おり、有効期間は平成32年3月31日までに開催される当社第96回定時株主総会の終結の時までとなっています。但し、当 社株主総会の決議をもって本対応方針の廃止を決定した場合には、上述の有効期間中であっても本対応方針を廃止するこ とができますし、株主総会の決議を経ずに当社取締役会が廃止を決定することによっても、本対応方針はその決定の日を もって失効します。本対応方針の廃止を決定した場合、当社取締役会はその旨を速やかにお知らせします。
Ⅳ 本対応方針が会社の支配に関する基本方針に沿うものであり、株主共同利益を損なうものではないこと、会社役員の 地位の維持を目的とするものでないこと及びその理由
(1)本対応方針が会社の支配に関する基本方針に沿うものであること
本対応方針は、大規模買付ルールを遵守しない大規模買付者に対して当社取締役会が対抗措置を講じることがあること を明記しています。また、本対応方針は、大規模買付ルールが遵守されている場合であっても、大規模買付行為が明らか に当社株主の共同の利益を著しく損なうものと当社取締役会が判断した場合には、かかる大規模買付者に対して当社取締 役 会は 当社株 主の 共同 の利 益を 守るた めに 適切 と考 える 対抗措 置を 講じる こと があ ること を明 記し ていま す。 この よう に、本対応方針は、会社の支配に関する基本方針に沿って設計されたものといえます。
(2)本対応方針が当社株主の共同の利益を損なうものではないこと
Ⅰで 述べた とお り、 会社 の支 配に 関する 基本 方針 は、 当社株 主の 共同 の利益 を尊 重する こと を前 提とし てい ます 。ま た、本対応方針は、かかる会社の支配に関する基本方針の考え方に沿って設計され、当社株主の皆様が大規模買付行為に 応じるか否かを判断するために必要な情報や当社取締役会の意見の提供、代替案の提示を受ける機会の提供を保証するこ とを目的としており、本対応方針によって、株主の皆様は適切な投資判断を行うことができます。このように、本対応方 針は、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、むしろその利益に資するものであると考えます。
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(3)本対応方針が当社役員の地位の維持を目的とするものではないこと
本対応方針は、当社取締役会が対抗措置を発動する場合を事前かつ詳細に開示しており、当社取締役会による対抗措置 の発動はかかる本対応方針の規定に従って行われます。当社取締役会は単独で本対応方針の発効・継続を行うことはでき ず、当社株主の皆様の承認を要します。
また、大規模買付ルール上、当社取締役会は、大規模買付行為に関して評価・検討を行い、取締役会としての意見を取 りまとめるなどの際には、必要に応じて外部専門家等の助言を得るとともに、当社の業務執行を行う経営陣から独立して いる委員で構成される独立委員会へ諮問し、同委員会の勧告を最大限尊重するものとされており、本対応方針には、当社 取締役会による適正な運用を担保するための手続も盛り込まれています。
4【事業等のリスク】
当社グループの経営成績及び財務状況など(株価などを含む)に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のよ うな もの があ りま す。 なお 、文 中の 将 来に関す る事 項は 、 平成29年12月31日 現在 に おい て当 社が 判断し たも ので す。
①経済情勢及び人口動態の変化について
当社グループの売上高は主に国内の景気動向による影響を受けるため、経済情勢の変化による景気悪化に伴い、 主要製品の出荷変動、デフレ傾向による主要製品の単価下落の可能性や保有資産の価値の低下につながる可能性が あります。また、日本国内の少子高齢化現象が市場全体の縮小を招き、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②特定事業分野への依存度について
当社グループの主要な報告セグメントは国内酒類事業であり、平成29年12月期における連結売上高の51%を占め ています。
この国内酒類事業への高依存体質を脱却し、さらなる収益性の拡大を目指すため、海外市場での事業活動の拡充 を図っております。
しか しな がら 、依 然、 国内 酒 類事 業へ の依 存は 高 く、 国 内市場 での 需要 が減 少 す る中での 競合 他社 との 価 格 競 争、消費者の嗜好の変化、商品値上げ、冷夏や長期間にわたる梅雨などの要因によって売上が減少した場合、当社 グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
③海外における事業活動について
当社グループは、海外市場での事業活動を拡充することにより利益の拡大を図っており、特に国際事業において は米国・カナダを中心に拡充しております。
ア ジアに おいて は、 シ ンガポ ールを中心に 飲料・ 外 食の 事 業活動を行って おりま す。また 、ベト ナムにお いて は、ロンアン工場にて現地産ビールの製造・販売をしています。
こ れらの当社 グ ループ の海外 におけ る事業 活動にお いては 、経済 の動向、 競争 環 境の変 化や為替 相場の 変動に 加えて、投資、貿易、税及び為替等に関する法的規制の変更、商慣習の相違、労使関係、テロリズム、伝染病並び にその他の政治的・社会的・経済的混乱等の要因により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
④食品の安全性について
当社グループは品質保証体制の確立に向けて取り組みを強化していますが、当社グループ固有の品質問題のみな らず、社会全般にわたる一般的な製品及び原料に係る品質問題などが発生した場合、製品回収、出荷不良品発生な どの可能性があります。外食事業においては、食中毒が発生した場合、一定期間の営業停止などを命ぜられ、業績 に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤製造委託品及び仕入商品について
当社グループは一部の商品について外部に製造委託を行っています。また、仕入商品も取り扱っています。製造 委託商品や仕入商品についても品質については万全を期していますが、当社グループの取り組みの範囲を超えた品 質問題などが発生した場合、販売休止、製品回収などの可能性があり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥原料・資材価格について
当社グループの使用する主要な原料・資材には、その価格が商品相場や為替市場等の状況により変動するものが あります。それら原料・資材の価格が高騰することにより、売上原価が上昇し、業績に悪影響を及ぼす可能性があ ります。
⑦設備投資計画等について
当社 グル ープ では 、設 備投 資 、シ ステ ム開 発を 継続 的 に行 って おり ます が、 当 初 計画から のス ケジ ュー ルの 遅 れ、投資予定額の増加などにより業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑧顧客情報流出について
当社グループでは個人情報の管理の徹底に向けた体制作りを強化していますが、今後、予測不能のウィルスの侵 入や情報への不正アクセスなどにより、個人情報の流出などの問題が発生した場合、当社グループへの損害賠償請 求や信用の低下などにより費用の増加や収益の減少が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑨得意先への信用リスクについて
当社グループは得意先や投資先の信用リスクに備えていますが、予期せぬ倒産などの事態により債権回収に支障 が発生した場合など、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。